06・25文化船「ひまわり」
本日、広島県立図書館へ、プロジェクトの期間中行なっていただることとなったカタログフェアのためのミーティングにいって参りました。
カタログフェアをやっていただける場所を案内してもらった時に、目にとまったのが文化船「ひまわり」の模型。
文化船「ひまわり」ってなんだ?
何故図書館に船の模型が?となり、職員の方にお話を伺いました。
文化船「ひまわり」とは、日本でただ一隻の文化船(図書館船)だそうです。
県内の島々へ文化を運ぶ船として巡回し、県立図書館の図書を貸し出すために昭和36年に建造されたそうです。
他県には移動図書館として「自動車文庫」は聞いたことがあるのですが、図書館船の話は初めてで、衝撃的でした。
まさに「巡航文庫」!
島々に橋が架かり陸上交通が整ったため1981年7月に惜しまれながら引退するのですが、引退までに延べ45万人に70万冊の本を貸し出したそうです。
まさに瀬戸内海の島々ならではの文化遺産です。
私たちのプロジェクトのテーマも島であり、船であるその中で文化が華開くことと繋がりを感じました。
是非、プロジェクト期間中、広島県立図書館を訪れてこの船の模型と小冊子をご覧になられてはいかがでしょうか。
by hiroshimaap09 | 2009-06-25 05:00